どうも、平凡会社員のメジです!
本を読んでいると、せっかく読んだのだから知識として積み上げていきたいと思うことは自然なことだと思います。
私もせっかく読んだのであれば読書を通して得た知識は無駄にしないで活かしたいと考えています。
ただそう考えれば考えるほど多くの本に触れて読書量ももっと増やさなきゃと思い、ついついやりがちなのが、
量とスピードを求めてしまうこと。
書店など行くと速読本などを目にすることもあり、
短い時間で早く読むことができたらいいな〜なんて考えることもあります。
けどこれが本当は良くないんですって。。
「本の読み方」(著 平野啓一郎)という書籍をkindle Unlimitedで読むことができたので読み進めているんですが、書内では遅読=スローリーディングの薦めや誤読について実際の小説を例に説明されているのですがとても読み方の参考になりました。
文章を表面上の文字として読み、意味が分からない単語は前後のやり取りから曖昧なまま読み進めていることが多かったんです。
ただこれだと作者がどういう意図で練り上げた文章なのか、またそうやってできた文章だからこそこういう表現になったのかなど読書の深度化が図れないまま読了してしまっていたことに気づかされました。
しかもこれ、活字本だけでなく漫画も同じようにしてみると今までと見え方や読み取り方に変化を感じるんです。
このシーンで何故この言葉なのか、どうしてこの言葉を選んだのにこういう表情なのか。
そうやって読んでみるだけでも今まで読んでいた漫画も、違って見えると思います。
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