生活の制限を楽しむ考え方

皆さんはこんなことを考えたことはないでしょうか?

「時間がもう少しあれば○○ができるのに。」

「お金がもっとあれば○○が買えるのに。」

「大企業に入っていればもう少し労働環境に恵まれるのに。」

考えるほどに現状を悲観してネガティブなことに気持ちがもっていかれてしまうのは人間である以上仕方がないことかもしれません。これは一例ではありますが、他にも色々と置き換えられる例はあるかもしれません。

私も同じようなことを考えていたこともありますし、今でも気持ちが落ち込んだりするときは頭に浮かぶことがあります。けれど考えても考えても気持ちはどんどんと沈んでいくだけで、結局何かが変わるわけではありませんでした。似たようなことを思っている人は少なくないと思っています。そんな方のために少しでも人生が楽しくなる私の実践している方法を載せてみましたので、是非最後までご覧になっていってください。

もくじ

【結論】「制限のある人生はむしろ楽しい」と考えること!

制限があって人生に悩んでいるのに、制限のある人生がむしろ楽しいなんて言っていることの意味が分からないかもしれません。理由は後述していきますが、シンプルに考え方を変えると言うことになります。

まずはこの言葉を覚えていただいて、考えるようにしてみてください。

制限のある人生はむしろ楽しい

どうして「制限のある人生はむしろ楽しい」なのか?

皆さんはスポーツ観戦やゲームはお好きでしょうか?

私もどちらも好きで、ゲームなんかはやり始めてしまうと止まらなくなってしまいます(笑

ではなぜスポーツやゲームは面白いのでしょうか?

それは制限やルールが決まっているところにあると思います。

スポーツでは「手や足を使ってはダメ」「この線を越えてはダメ」などルールがありますが、こういった制限があるからこそその範囲内でできることを最大限生かした楽しみが生まれるものだと思います。サッカーで手を使ってよくなったらと考えると全く面白そうではありませんよね(笑

またこれはゲームの話になりますが、ゲームの中で様々な種類のミッション(仕事)をこなして稼いだお金を使用して多種多様な車や服や武器を購入してリアルな生活を楽しむグランドセフトオートというゲームがあるんです。ある時なんでも手に入る額のお金を手にした瞬間にミッション(仕事)をこなす必要もなくなり、物もなんでも手に入るはずなのに選りすぐりのものを選んで購入する必要もなくなり一気にゲームがつまらなくなってしまいました。

これというのは私たちの生活でも同じものなんです。もちろんある程度の生活に対する余裕は必要ですが、人生を楽しむ上で無制限である必要はないということです。

制限があるから人は行動を起こす

皆さんはこんな経験はないでしょうか?

・学生時代にテスト前のギリギリになってから勉強を始める

・学校、仕事において期限ギリギリに提出物を仕上げる

・外出時間ギリギリになってから準備を始める

そう、ギリギリの余裕がない時こそ必死に考え行動し始める例です。

多くの人はこのように余裕がない時こそ行動を移すのではないでしょうか?

私も典型的なこのパターンに当てはまっていました。

では逆はどうでしょう?もし制限がなかったらどうなるでしょうか。

かなり極端な例えではありますが、仕事もせずにお金と時間が無限にあったとします。クレーンゲームのドキドキ感は味わえなくなるかもしれません。ゲームも速攻課金して完全クリア。洋服も一気にまとめ買いで考える楽しみも薄れるかもしれません。もちろんこういう生活に憧れる人はいると思いますが、制限がないために人生の目標を見つけにくくなるような気がします。

制限を楽しめるようになると節制が身につく

節制とは【欲望におぼれて度を越すことがないように、適度につつしむこと。】と辞典にありますが、制限を楽しめるようになると何ごとも適度に物事へ向き合えるようになります。ここでは時間の節制とお金の節制について私の考え方を列記しました。

時間の節制

私自身も土日の休みの際は好きなことを好きなだけやって過ごしていましたが、やるべきことができなくなるほどというのは健全な時間の使い方ではありません。まずは現状の1日の時間の使い方を見返してみましょう。自分の使える時間に制限があるからこそ、必要なことに対してどのくらい時間を充て、時にこれはやらないなどと考えるようになります。もし楽しいことをしている時間に歯止めが利かなくなった場合は、楽しいことにも制限があるから楽しいんだと考えるようにしましょう。

お金の節制

普通の人ならお金にも制限があります。物を買うにしても必需品・嗜好品などあらゆる用途が考えられます。たいていの人は物を買うときに本当に必要かどうか悩んだり他の製品と比較したりすると思いますが、案外欲しかったものが手に入るとそれまでの気持ちが薄れて実は手に入れるまでの過程の方が楽しかったりする経験はないでしょうか。これにもやはり制限があるからこそ悩んだり、他の製品と比較するためにいろいろと調べたりという作業が発生するわけです。そしてこの制限に気づくとこの作業のところで楽しむことができるようになり、不必要なものを衝動的に買ったりすることもなくなります。

まとめ

まとめとして振り返ってみると、楽しいことをやめる苦行のように感じるかもしれません(笑。ただ世の中の物事には必ず制限があり、制限そのものが楽しいものだと考えられるようになると皆さんの気持ちにも少しは変化が起こるのではないでしょうか。是非「制限≒苦」ではなく「制限=楽」とマインドをセットして人生を少しでも明るい方へ運んでみてください。

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